~風立ちぬ~

懸賞 2013年 08月 19日 懸賞

宮崎監督作品「風立ちぬ」を鑑賞してきました。f0126417_865597.jpg

「風たちぬ。いざ生きめやも・・」
軽い作品でない事は周知のことではありましたが、やはり、鑑賞後は心は軽くなく、胸につかえるものが有り、昨夜は、戦争でその命を縮めた亡き父や、戦争で多くの命を、家族を亡くされた方々のことを思いながら、泣けて仕方がありませんでした。。。。


飛行機の設計技師・堀越二郎の夢を実現させた壮大な物語であり、
同時代を生きた文学者・堀辰雄の作品との織り成す二重奏・・・・。

どのような時代にあっても、哀しみに包まれても、それでも、前向きに「生きねば・・・」という、思いが描かれている。
不景気、政治不信、大震災など、現代と酷似する1920~30年代の日本を生きる「風立ちぬ」の登場人物たち。

どんな苦境の中でも前に進み、生きることを選択した人たち。


終戦後も、3年間シベリアに抑留されていたわたくしの父。
多くの戦友を失いながらも懸命に生きて戻ろうと努力した父。
その壮絶な体験と慟哭を、幼い頃の日曜日のあさ、お布団の中で聞いた「父の戦争物語」。わたくしよりも4歳年下の弟には理解ができなかったであろう、父の体験を聞いたあの頃の話は、
わたくしの生き方の原点にもなっている。
酷寒の地での無理がたたって、肺結核や胃がんに罹り満身創痍だった父・・・・。
それでも、
『生きねば・・・・・』と、懸命に生きた人たちの生命の重みを、わたくしたちは忘れてはいけない。
「戦争」というものの起こす悲劇を繰り返してはいけない。
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by shining-angel | 2013-08-19 08:14 | Angelの日記

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