~ マダム・ルロワ ~

懸賞 2012年 01月 05日 懸賞

 今日は素晴らしい本をご紹介します。
いきさつは少々長くなりますが・・・、
昨年、山川ご夫妻のセミナーで知り合った素敵なご家族からワインを頂く機会を得ました。
ちょうど、その時、我が家に遊びに来ていた教え子は、ワイン好きでかなりのコレクターさんだったのですが、
ボトルを見てすぐに「先生!これは欲しくても手に入らない貴重なワインなんですよ!」と・・・
つい先ごろ解禁されたボージョレー・ヌヴォーの「LEROY」のボトル、
「LEROY」と書かれてあるそのラベルを見て、びっくり仰天!!
「LEROY」じゃありませんか?!! と、驚嘆の教え子・・・。

f0126417_14335673.jpgそして、かれは、年末に一冊の本「マダム・ルロワの愛からワイン」(星谷とよみ著)と、ワインを持って再び訪ねてくれたのです。

その本を読み終えたわたくし・・・、ワインの持つ奥深さに驚嘆し、同時に一人の稀有な能力と行動力を備えた女性マダム・ルロワに頭を垂れる思いです。

 この本を読んで、本当に感動しました。

 70年代から80年代にかけて、化学肥料や農薬の散布によって偉大なるブルゴーニュの土地、ワインの味が微妙に変化しているのを感じたマダムの舌。
「私が買いたくなるようなワインがなくなってきたのです。」 と、言い、
思い切って1988年から、ビオディナミ農法に転換したそうです。

ビオディナミは、植物肥料だけを用いて天体との連動効果を畑にもたらす農業で、中世から行われていたもの。500年にもわたる農業の知恵から生まれた農法だそうです。

「天と地の恵みで葡萄が育つ。」
文字にすれば簡単ですが、農薬等を使わないという事は、様々な病気におかされる危険も増大しますし、収穫量にも変化を及ぼし、さらに、最終的により厳しい剪定も必要になるでしょう。
しかし、マダム・ルロワは、それらの困難を乗り越え決断しました。
 
マダム曰く
「自分が納得するワインが造りたかっただけ。」

そして、こんな一節もありました。

「ワインに聴く」
ワインを語る人は大勢います。
しかし、ワインに聴く人は本当に少ないのです。
ワインを知りたいのなら
ひたすらワインに聴くことですよ。
ワインはメモワールです。
さあ、目をつむって、お口に含んでごらんなさい。
-~マダム・ラルー・ビーズ・ルロワ ~

 著者の星谷とよみさんも素晴らしい方です。15年にも渡った取材と真摯な態度で「婦人画報に」連載されていたものをこの1冊にまとめられたそうです。
この本は、私のお気に入りの1冊に加わりそうです。

お酒がひとつもいただけなかったわたくしが、近年唯一頂けるようになった「ワイン」!!

お酒の神様バッカスの絵をルーヴルで観ながら(バッカスが頭に飾っている葉もぶどうの葉!!)
バッカスに愛されてきたのかしら!!・・・と、昨年訪ねたフランスでのひとこまを思い出します。・・。
ブルゴーニューやボルドーまで足を運ぶのだった!! と・・・少々残念!

それは、次回に取っておくことにして・・、
それにしても
こんな素敵なお話があったなんて・・・、本当に感謝です。

いま、まさに日本の原発のあり方や、農業のあり方、生活のすべての原点に
マダム・ルロワのような生き方が大切なのではないかと・・・
それで載せさせていただきました。


どうぞ、「マダム・ルロワの愛からワイン」ご一読あそばせ!!
 
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by shining-angel | 2012-01-05 14:46 | Angelの日記

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